気軽に防災意識持って! 若いパパ・ママ向け講座

東日本大震災からまもなく10年。東京都は震災の記憶と防災の意識を高めようと若い子育て世代に向けた防災教室の取り組みを始めています。

21日、都庁では若い子育て世代に対して、気軽に防災意識を高めてもらおうと小池知事が特別講師となってオンライン講座が開かれました。小池知事は地震後の避難所生活では、水も電気も止まり赤ちゃんのミルクが出来ないとして、液体ミルクの存在をアピールをしていました。
若い子育て世代は、育児がいっぱいになりがちで、防災意識まで考えが及ばないことも考えられます。そこで、大きな地震や台風などの災害が起きたときに、家族を守るための知識を学べるようになっています。
以前は出向いて講座を開いていましたが、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐため今回はリモート形式となり、参加した人たちは熱心に小池知事の話に耳を傾けていました。

東京都は今後、都民の防災意識をさらに高めるためオンライン講座に力を入れることにしています。

© TOKYO MX