気象庁 高温に関する早期天候情報 農作物の管理や多雪地はなだれに注意を

 きょう22日(月)は東北南部や東・西日本で20℃を超えた所があり、九州では場所によって25℃近くまで上がった。あす23日(祝・火)は、きょうほどの暖かさにはならないが、まだこの時季としては気温が高めとなりそうだ。

22日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 その後、週末にかけては、気温が平年並みか低くなる地方もあるが、西日本の太平洋側を中心に暖かい空気に覆われやすい状態が続く見込み。特に、九州北部(山口県を含む)と九州南部は2月28日(日)ごろからの5日間ほど、四国、中国、近畿、東日本は3月4日(木)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。
 このため気象庁は、これらの地方「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するとともに、積雪の多い地域では、なだれにも注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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