男児の胸もむセクハラ行為 横浜市立小の20代男性教諭を停職処分 「じゃれ合うつもりで」

 横浜市教育委員会は22日、男子児童にセクハラ行為をしたとして、市立小学校の20代の男性教諭を停職1カ月の懲戒処分にした。男性教諭は同日、依願退職した。

 市教委によると、男性教諭は2020年8~11月の授業中や休み時間に、教室や廊下で男児9人に対して、着衣の上からペン先で胸部をつつく、尻を手で触る、手で胸をもむなどのセクハラ行為をした。

 セクハラ行為を見た他の児童が養護教諭に相談し、発覚した。男性教諭は「じゃれ合うつもりでちょっかいを出した」と話しているという。

 市教委西部学校教育事務所の村岡靖所長は「児童の心を傷つけ、公務員としての信用を著しく傷つける行為で許しがたい。不祥事防止に向けて全力で取り組む」とコメントを出した。

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