スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の獲得がささやかれているイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに不穏なムードが漂っている。
英紙「デーリースター」は、所属するベルギー代表MFケビン・デブルイネ(29)がクラブとの契約延長交渉を夏まで延期すると報じた。すでに交渉はスタートしているが、今夏の加入が噂されるメッシやドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の獲得状況を見極める構えという。
同紙は「それら(メッシとハーランド)のプレーヤーは両方とも巨大な要求をするでしょう」と伝えており、デブルイネは週給29万ポンド(約4300万円)を稼いでいる中、ハーランドは週給30万ポンド(約4440万円)、メッシは週給50万ポンド(約7400万円)と見込まれていることから、夏まで交渉を凍結した格好だ。
チームの要であるデブルイネは2023年夏まで契約が残っている中、特にメッシの加入が決まれば、5年総額で約830億円もの費用が必要と報じられており、他イレブンの契約にも大きな影響は避けられない。デブルイネを含め、仮に昇給が見込めないとなれば、選手の大量離脱につながる可能性もありそうだ。