選抜高校野球 組み合わせ決定 大崎 3月21日初戦

第93回選抜高校野球大会のトーナメント表

 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで行われ、出場32校の対戦カードが決まった。昨秋の九州大会覇者で初出場の大崎は、第3日の第2試合(3月21日11時40分)で、同大会決勝で破った福岡大大濠と戦う。
 抽選会は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、出場校の主将が自校からリモートで参加。今年は2校が選ばれている宮城、兵庫、奈良は決勝まで同じ県同士が対戦しないように振り分けられ、大崎を含む残りの26校はフリー抽選となった。
 開幕試合は神戸国際大付(兵庫)と北海(北海道)の顔合わせ。昨秋の近畿大会を制した智弁学園(奈良)は、第4日第2試合で同大会準優勝の大阪桐蔭とぶつかる。
 具志川商(沖縄)-八戸西(青森)は、21世紀枠同士の対戦となる。他の21世紀枠校は、三島南(静岡)が鳥取城北、東播磨(兵庫)が明豊(大分)に挑む。
 選手宣誓は、第1日の3試合を戦う6校の主将による抽選で、仙台育英(宮城)の島貫丞主将が務めることになった。
 昨年は新型コロナウイルス禍で、選抜大会と夏の全国選手権大会が中止となった。日本高野連は、今回の選抜大会は感染症対策を講じ、観客数を制限して開催する準備を進めている。

◎ひと言
 ◆坂本安司投手(2年) (相手は九州大会決勝と同じだが)自分はそのとき投げていないので特に何も感じない。テンポを意識して、流れを持ってくる投球をしたい。冬のトレーニングの手応えは感じている。

 ◆調祐李捕手(2年) 九州同士の対戦はびっくりした。ピッチャーがいいと聞いているので投手戦かもしれない。打てるかどうかになる。打球の質は上がっている。チームに貢献できるバッティングをしたい。

 ◆村上直也内野手(2年) 九州大会決勝で自分はあまりいい結果を出せなかった。冬の間にどのくらい自分の力が上がったのか試したい。サポートしてくれている方々に甲子園でのプレーで恩返しする。

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