獲得すべきはエムバペか? ハーランドか? レアル専門メディアが“世論調査”実施

エーリングブラウト・ハーランド(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードが獲得すべきなのは、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)か、ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)かファンの意見は――。

Rマドリードは今夏の移籍市場で目玉となっているストライカーの両獲りを狙っているが、いずれも多くのビッグクラブによるシ烈な争奪戦が展開されており入団が実現するかは不透明だ。

そうした中、Rマドリード専門メディア「ベルナベウデジタル」はどちらの選手の獲得を優先すべきか“世論調査”を実施した。すると「当社の読者に調査したところ、勝者はハーランドだった。54・88%のファンが、ドルトムントのアタッカーのサインを望むという意見だった。彼の移籍は(エムバペと比べて)安価であり、彼はマドリードが必要とする〝キラーストライカー〟だからだ」とハーランドに軍配が上がった。PSGが設定したとされる250億円というエムバペの移籍金に対し、ハーランド130億円程度と約半分で済む。欧州チャンピオンズリーグ(CL)などで見せている驚異的な決定力も後押ししてハーランド派が多いようだ。

一方のエムバペも「45・12%は、より完全なプレーヤーと見なされているエムバペを選んだ。非常に近い結果で、マドリードファンも迷っている様子がうかがえる」と多くの得票があり、その差は10%弱と僅差。どちらも世界的スターとなりうる逸材でタイプも異なるだけに、ファンやサポーターの間でも意見が割れているようだ。

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