児童養護施設に 米など290キロ寄付 丸友商事

黒目社長から菓子を受け取る子どもたち=佐世保市、清風園

 女性専用の体操教室「カーブス」を長崎県内で運営する丸友商事(黒目国希社長、長崎市)は17日、市内の2教室で会員などから募った食料品を、佐世保市大和町の児童養護施設「清風園」に贈った。
 カーブスは、カーブスジャパン(東京)がフランチャイズ方式で全国展開。各地のカーブスは、家庭で余っている食料品を会員などから募り、福祉施設に届けるフードドライブ活動に取り組んでいる。
 黒目社長が清風園を訪れ、米や菓子など約290キロを贈呈。子どもたちはうれしそうに受け取った。食料品は、入所者の食事や同園を出た若者の生活支援に活用される。
 同園の川添聡施設長は「食べ盛りの中高生が多いためとても助かる。心遣いがありがたい」と感謝。黒目社長は「地域に寄り添いたいとの思いで今後も継続したい」と話した。
 17日は、長崎市の児童養護施設「マリア園」にも食料品を贈った。

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