任期満了に伴う長崎県諫早市長選（3月21日告示、同28日投票）を前に、諫早青年会議所（松藤健一理事長）は3月13日午後7時から9時まで、同市長選の立候補予定者によるウェブ公開討論会を開く。新型コロナウイルス感染予防のため、無観客で実施。インターネット動画サイト「ユーチューブ」と諫早ケーブルメディアで同時配信、放送する。
市長選には現職で4期目を目指す宮本明雄氏（71）、新人で元国土交通省職員、山村健志（つよし）氏（47）、同じく新人で元県議の大久保潔重（ゆきしげ）氏（54）＝いずれも無所属＝の3人が立候補を表明している。
討論会はコロナ禍で大規模な集会開催などが困難な中、立候補予定者の政策や主張を伝え、有権者の政治への参画意識を高める狙い。3人が市の現状認識と展望を話した後、重要政策や新型コロナ対策、人口減少・少子高齢化に対する施策、来年秋の九州新幹線長崎ルート開業などの交通インフラ整備と充実－などについて意見を述べる。コーディネーターは諫早市出身のフリーアナウンサー、吉原ゆかりさん。
松藤理事長は「ともにまちづくりを考え、政治をより身近にとらえる機会にしてほしい」と話した。諫早ケーブルメディアは3月14～20日、録画放送を実施。諫早青年会議所のユーチューブチャンネルでも20日まで配信する。
