【ボクシング】アルバレスが28日防衛戦の勝利を確信 5月の統一戦を準備

統一王者サウル・アルバレス(ロイター)

ボクシングのWBA、WBC世界スーパーミドル級タイトルマッチ(27日=日本時間28日、米フロリダ)で防衛戦を行う統一王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(30=メキシコ)が挑戦者で同級WBC2位のアブニ・イユルディン(29=トルコ)とともに25日(同26日)に公式会見を行った。

昨年12月19日に続いての試合となるアルバレスは「私はすべてのファイターを、目の前のいる挑戦者をリスペクトする。彼は強くて、多くの〝引き出し〟を持っている」とイユルディンをたたえつつも「この試合は自分のためだけにある」「今年は4試合したい」と勝利を確信しているコメントをした。

その本人以上に勝利を疑っていないアルバレス陣営はすでに、5月にWBO世界Sミドル級王者のビリー・ジョー・ソーンダース(31=英国)との統一戦を行う準備を進めている。

一方、下馬評では圧倒的不利なイユルディンは「土曜日は私にとっても、私の国にとっても重要な日になる」と、トルコ初の世界王者となることへの強い意欲を語った。

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