【NBA】ラプターズのシアカムが今後3試合を欠場 渡辺雄太は守備での貢献に期待

シアカム(右)は今後3試合を欠場(ロイター=USA TODAY)

米プロバスケットNBAのトロント・ラプターズのパスカル・シアカム(26)がオールスター戦(3月7日)前の今後3試合を欠場する見込みになった。27日(日本時間28日)の米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が伝えている。

ラプターズは26日(同27日)のヒューストン・ロケッツ戦でシアカムとニック・ナース監督(53)を含む6人のコーチが、NBAが定める新型コロナウイルスの感染拡大防止規定にベンチ入りできなかった。

ESPNは「シアカムはこの規定により、オールスターまでの3試合は欠場する見込み」と報道。ロケッツ戦は122―111で勝ったものの、チームトップの1試合平均20・1点を取っているシアカムが引き続き欠場するのは大きな痛手だ。

オールスターまでの対戦相手は、いずれも順位がラプターズより下のシカゴ・ブルズ、デトロイト・ピストンズとボストン・セルティックス。シアカム抜きで勝つためには相手の得点をいかに抑えるかがカギとなるため、渡辺雄太(26)にも守備での貢献が求めらられる。

渡辺は4試合ぶりの出場となったロケッツ戦では約17分間プレー。シアカムを欠く今後の試合でも出場機会は増えると思われる。

守備はもちろんだが、できればスリーポイントなどでもアピールしたいところだ。

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