スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が、27日のバレンシア戦で移籍後最短の出場時間に終わった。
久保は2―0で迎えた後半40分から途中出場。45分には左サイドからの攻撃でこぼれてきたボールをフリーで右足でシュートするも相手GKに阻まれて決定機を逸した。チームは3―0と勝利して連敗を4で止めた。
スペイン紙「マルカ」はプレー時間が短かったこともあって久保は評価なしとなった。また、4試合連続でベンチスタートとなったことについて「バレンシア戦では、アルフォンソペレスコロシアム(本拠地)のベンチでおなじみのポジションに就いた」と皮肉たっぷりに評したうえで「(保有元の)レアル・マドリードの懸念は、久保がヘタフェに再びベンチに入れられるにつれて大きくなっていく」と指摘した。
久保の出場時間が最短となった試合で快勝しただけに、今後はさらに厳しい立場に追い込まれそうだ。