広い範囲に「高温に関する早期天候情報」 3月なかばにかけて暖かい空気に覆われやすい

 きょう1日(月)は、南風の影響で全国的に気温が高く、特に東・西日本の日本海側を中心に時季外れの暖かさとなっている。最高気温は、大分県日田市24.5℃、島根県浜田市23.9℃、富山市21.8℃、金沢市21.2℃など(午後2時半まで)。
 あす2日(火)から3日(水)にかけては、北日本を中心に一時的に気温が下がるが、週の後半は東・西日本を中心に、この時季としては気温が高くなりそうだ。

1日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 その後も気温が高い予想で、特に九州南部・奄美は7日(日)ごろから、東海や近畿、中国、四国、九州北部(山口県を含む)は9日(火)ごろから、関東甲信や北陸は10日(水)ごろから、東北は11日(木)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる見込み。
 このため気象庁は、これらの地方「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するとともに、積雪の多い地域では、なだれにも注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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