縦長のキドニーグリル採用による大迫力フェイスが話題となった新型『BMW 4シリーズ・クーペ』をベースに、エレガントなソフトトップによりオープン・エア・ドライビングが可能な『BMW 4シリーズ・カブリオレ』が登場。2.0リッター4気筒搭載の通常ラインに加えて、ブランドの至宝とも言える3.0リッター直列6気筒の直噴ターボに、4輪駆動のxDriveを組み合わせたMパフォーマンス・モデル“BMW M440i xDrive Cabriolet”も設定され、2月25日より発売開始となっている。
ベースモデルのクーペに加え、トップモデルの『M3／M4』でもそのインパクトあるデザインが話題となった最新世代の4シリーズに、スポーティとエレガントを兼ね備えたオープン・エアのドライビングが楽しめるおなじみのファミリー・モデルが登場した。
約18秒で開閉可能なキャンバス製ソフトトップを採用した新型『BMW 4シリーズ・カブリオレ』は、ルーフを閉じた状態でもAピラーからCピラーにかけて流れるような美しいルーフラインを持つエレガントなクーペ・スタイルをキープ。マスクとは対照的に伝統的なサイドシルエットを踏襲し、流麗な雰囲気を漂わせる。
通常のカタログラインアップとなる“420i”には、最高出力184PS／5000rpm、最大トルク300Nm／1350-4000rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ガソリン・ターボが搭載され、WLTCモードでの燃料消費率は13.3km／Lという省燃費性能を誇っている。
カブリオレ・モデルらしいダイナミックな走りを実現するため、サスペンション取り付け部やアンダー・フレームを強化すると同時に、高剛性ボディを採用することでロール剛性の強化、キレのあるハンドリングに加え、屋根を開けた状態での衝突時における安全性能を向上させるべく、カブリオレ独自の補強も施された。
■Mパフォーマンス・モデルは最高出力387PS
そしてトップグレードたる“BMW M440i xDrive Cabriolet”は、BMW M社のチューニングによる最高出力387PS／5800rpm、最大トルク500Nm／1800-5000rpmを発揮する直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載し、0-100km／h加速は4.9秒という瞬足を実現した。
また、そのパワーを伝える駆動系には、BMWのインテリジェント4輪駆動システムである“BMW xDrive（エックス・ドライブ）”や、Mアダプティブ・サスペンション、Mディファレンシャルを採用し、悪路でも安定したコントロール性とスポーティな走りを約束する。
エクステリアでもその性能を表現するアイテムが盛り込まれ、Mパフォーマンス・モデル専用色となるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用。トランクリッドにはMリヤ・スポイラーを装備し、空力特性を高めて高速走行時の安定性を向上させている。
この両エンジン搭載モデルともに、高性能3眼カメラ＆レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備され、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”も装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。
そのほかにも、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能や、AI技術を活用したBMW Intelligent Personal Assistant（インテリジェント・パーソナル・アシスタント）、総合テレマティクス・サービスのBMWコネクテッド・ドライブなどを標準装備とし、価格は641万～1089万円（税込）となっている。
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