【新型コロナ】2日の川崎市 2人死亡、16人感染、経路不明は10人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は2日、90代男性と70代女性の2人が死亡したと発表した。新たに確認された感染者は10代~70代の男女16人で、10人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計134人、感染者は8491人となった。

 市によると、亡くなった男性は、クラスター(感染者集団)が発生した市南部の病院の入院患者。別の病気で昨年11月17日に入院し、1月12日に発熱の症状があり、陽性が判明した。同病院は職員を含め計30人の感染が確認されており、死者は6人目。

 一方、女性は1月10日に発熱、のどの痛みがあり、13日に市内医療機関を受診。14日に陽性が判明し、18日から市外の病院に入院していた。男性とともに1日に死亡した。

 新たに確認された感染者は、軽症14人、中等症1人、無症状1人。感染経路が判明しているのは、家庭内3人、陽性者との接触が3人。年代別では、40.70代が各4人、20代が3人、10.30代が各2人、60代が1人だった。

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