リバプールFW・サラーの代理人が「.」の意味深投稿で波紋

クロップ監督(中)に交代を告げられたサラー(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(28)の代理人がツイッターに意味深な投稿し、波紋が広がっている。

リバプールは4日(日本時間5日)、敵地でチェルシーに0―1と敗れ、クラブ史上初のホーム5連敗となった。チームは2021年に入ってからリーグ戦3勝1分け7敗(公式戦5勝1分け8敗)と急失速し、現在7位と来季欧州チャンピオンズリーグ出場権(4位以内)に向けて、厳しい状況が続いている。

そんな中、リバプールのエースFWサラーの代理人ラミー・アッパス・イッサ氏が試合中、ツイッターに「.」(ピリオド)だけ書き込むいう意味深な投稿をした。英紙「サン」によると、公開直後には約6500件の「いいね」と2000件以上のコメントが寄せられるなど、大きな反響があるという。

この日、サラーは大事な試合で後半17分にチーム最初の交代でピッチを後にしている。ユルゲン・クロップ監督(53)は試合後、エースの交代について「今日は少し苦しんでいるようだった。彼はたくさんのゲームをしている」と説明したが、代理人の投稿はエースの不満を表しているともみられている。

サラーはこれまでにもクロップ監督への不満を示唆するなど、微妙な関係が続いている。「サン」によると「いくつかの報告は、サラーがシーズンの終わりにリバプールを離れたいと望んでいることを示唆している」と報道。サラーはリバプールと2023年夏までの契約となってるが、シーズン終了後、退団する可能性をにおわせた。

英紙「デーリー・スター」も代理人の投稿について報じており「欧州のエリートクラブのいくつかは(リバプールの本拠地)アンフィールドとツイッターでのイベントを大きな関心を持って見ているでしょう。レアル・マドリードは、サラーをベルナベウに誘惑する動き」と伝えており、チームの動向ととともにエースの去就も注目だ。

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