ついにドルトムントが今夏のハーランドの放出を容認か 移籍金は141億円超

ドルトムントFWハーランド(ロイター)

ドイツ1部ドルトムントは所属するノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の放出を容認すると、スペインメディア「デフェンサセントラル」が伝えた。

欧州ビッグクラブが獲得を狙うハーランドについては、代理人のミノ・ライオラ氏が「獲得できるのは世界に10クラブしかない」と発言するも、ドルトムント側は「売りに出していない」との姿勢だった。しかし同メディアは、Rマドリードに近い情報源からの話しとして「ドルトムントはこの夏のフォワードのオファーを聞くことにオープンだ」と報じ、ハーランドはプロテクトされていないという。

ドルトムントに加入後後、快進撃を見せているハーランドは、2022年夏になると、移籍金7500万ユーロ(約96億7000万円)で他クラブに移れるが、今季に関しては「青天井」。

クラブ側も新型コロナウイルスの影響でチーム経営に大きな影響が出ており、少しでも大きな収入を得るため、イングランド代表FWジェイド・サンチョ(20)とハーランドのどちらか一人を今夏に売却をする方針と、報じている。

ハーランドはかねてスペイン志向とも伝えられており、同メディアによると、移籍金は1億1000万ユーロ(約141億9000万円)になるという。ただ、イングランド勢もハーランドに熱視線を注いでおり、金額が吊り上がる可能性もある。それでもクラブ側が移籍容認の姿勢を見せたことで今夏の争奪戦はヒートアップしそうだ。

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