生月大橋含む県道 一時通行止め延長 崩落復旧工事で20日まで

 平戸市主師町で昨夏発生した斜面崩落の復旧工事に伴い、県は生月大橋を含む県道平戸生月線1.7キロで午前と午後に各約10分実施している全面通行止めについて、3月6日までの予定だった規制期間を20日まで延長する。悪天候などの影響で工事が遅れているため。
 県は1月25日、斜面最上部の巨大岩塊を、注入した薬剤を反応させて砕く作業を実施。岩塊をさらに小割りする工事を2月19日から始め、片側交互通行に加えて午前と午後に一時、全面通行止めにしている。
 全面通行止めの予定時間帯はこれまでと同様、午前10時半~11時、午後3時~3時半で、周辺道路の安全確認を含めて1回約10分。天候などで規制を実施しない場合がある。
 現場は平戸島と生月島を結ぶ唯一の陸路に面している。昨年7月24日早朝、斜面が崩落し、復旧工事が続いている。


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