きょう8日（月）は冷たい空気が流れ込んでいる関東で気温が上がらず、東京都心の最高気温は7.7℃と平年より5℃低くなった。いっぽう、西日本は気温の高い地域が多く、九州では20℃まで上がっている所がある（午後2時半まで）。あす9日（火）には関東の寒さも解消して、日中の気温は全国的に平年を上回る見込み。

　向こう2週間は暖かい空気に覆われやすいため、全国的に気温が平年より高くなりそうだ。特に、北・東・西日本、奄美にかけては14日（日）ごろから、沖縄は15日（月）ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、全国すべての地方「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や、積雪の多い所ではなだれ等、雪解けによる災害に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

　原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30％以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30％以上と見込まれる場合に発表される。