河野太郎行改相の日替わりマスク 永田町では「個性的すぎる」と危惧する声

マスクがおしゃれ?な河野太郎行革相

河野太郎行政改革担当相(58)の日替わりマスクが、永田町をザワつかせている。

これまで人気漫画「鬼滅の刃マスク」「日の丸ロゴ・ブルーマスク」「航空自衛隊マスク」「浮世絵マスク」と、河野氏バラエティーに富んだデザインものを着用し、注目を集めてきた。

最近では地元・神奈川県にちなんだ「茅ヶ崎マスク」「Hiratsuka」地元Jリーグクラブ「湘南ベルマーレ」マスクと〝ご当地マスク〟着用が目立つ。その狙いを「コロナの時期に、地元を何かの方法で盛り上げられるのに役立てばいいかなあということで、いただいたマスクをやっています」と説明する。

だが、この姿勢について「ご当地マスクは年内に行われる衆院選に向けて、有権者へのアピールなのかと思えてしまう」(永田町関係者)という声が続出しているという。

河野氏といえば、自民党の政治家で「誰が次の首相にふさわしいか?」という調査で、石破茂元幹事長(64)や小泉進次郎環境相(39)を抑えて1位だったこともある。一方で、自民党内では「麻生太郎氏からの評判はいいが、志公会メンバーからは人気がないのが問題です」という評価も。マスクが個性的な点も、今は「あざとい」と裏目に出ているようだ。

河野氏は8日、2匹の魚と鳥を配したデザインのマスクを着用。ただ、野党から出されたワクチンに関する要請の対応に追われ、マスクについての説明はなかった。

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