【WWE】元WWE王者マッキンタイアはシェイマスとダブルKOで挑戦権逃す

ドリュー・マッキンタイアは竹刀でシェイマス(左)を一撃するがダブルKOに終わった(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州セントピーターズバーグ8日(日本時間9日)発】WWEのロウ大会が配信され、元WWE王者のドリュー・マッキンタイア(35)が、元盟友シェイマス(43)との「ノーDQマッチ」に臨むも両者ダウンの結末となり、次期王座挑戦権はお預けとなった。

新WWE王者ボビー・ラシュリー(44)がザ・ミズ(40)を撃破して防衛した直後、マッキンタイアはバックステージでインタビューを受け、2月21日「エリミネーション・チェンバー(EC)」EC戦で防衛直後に姑息なミズの作戦により王座を失ったことに猛抗議。王座戦を要求するも、ここで元盟友のシェイマス(43)が襲撃するややこしい展開となる。

結局、WWE王座挑戦を狙う2人は「ノーDQマッチ」で激突。入場時にマッキンタイアがシェイマスを急襲する波乱の展開から階段、竹刀を使って攻撃。しかしシェイマスは竹刀を奪って逆にメッタ打ちにした。

だが元王者はフロントスープレックス2連打、ネックブリーカーから竹刀を使った河津落としを決める。シェイマスも実況席へのチョークスラムで一歩も引かない。それでも元王者は雪崩式脳天砕きからイスを頭部に一撃。イス上へのフューチャーショックDDTで追い詰めた。

さらにクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)を決めてシェイマスを場外に突き落とすが、お互いに階段を持ち出して正面衝突して両者が完全にダウン。危険と見たレフェリーがノーコンテストの裁定を下した。王座挑戦権をめぐる両者の争いはまだまだ続きそうだ。

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