バルセロナ新会長 メッシ残留に次ぐミッションは「超新星」引き留め

将来性抜群のファティ(ロイター)

スペイン1部バルセロナのジョアン・ラポルタ新会長(58)はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の残留に乗り出している中、2番目の重要ミッションにも取り組むと、スペイン誌「ドンバロン」が伝えた。

同誌は「間違いなくファンが最も心配している問題は、6月にフリーになるレオ・メッシの状況だ。彼が契約を更新する可能性はラポルタ会長次第だ」とした上で「ラポルタ会長は、すでにいくつか次のミーティングを予定しているが、その最初のミーティングはアンス・ファティになる」と報じた。

16歳298日でトップデビューを果たした〝超新星〟アンス・ファティ(18)は、16歳304日で初ゴールを決め、クラブ史上最年少記録を更新し「バルセロナの将来」とも言われている。同誌によると、契約は2022年夏までとなっており、ファティの代理人でイタリア1部ユベントスのFWクリスチアーノ・ロナウド(36)も担当するホルヘ・メンデス氏からは契約更新が遅れていることで「他クラブへ移籍すると、脅されている」という。

すでにファティには、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティー、さらにスペイン1部のレアル・マドリードが興味を示しているが「ラポルタ新会長は何も失いたくないので、すぐに延長とチームでの彼の重要性を反映した昇給を提供する」と報じていた。

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