日本体操協会は9日、東京五輪のテスト大会を兼ねた個人総合のW杯シリーズ東京大会(5月4日、有明体操競技場)を中止することを発表した。新型コロナウイルス禍で同ドイツ、イギリス大会が中止となり、東京五輪予選として成立しなくなったことが理由。国際体操連盟(FIG)と協議して判断した。
日本協会は東京大会で男子の五輪代表を1人決定する方針だったが、選考基準の見直しが迫られることになる。
また、東京五輪・パラリンピック組織委員会はこの日、大会の中止決定を受けて、当日は競技会を想定した運営テストを実施予定であることを明らかにした。