広島が阪神ドラ1・佐藤輝を大警戒 佐々岡監督「今から対処しないといけない」

選手交代を告げる広島・佐々岡監督

広島が阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21=近大)を大警戒だ。9、10日に行われた阪神とのオープン戦(甲子園)では2戦で7打数4安打3打点と打ち込まれ、10日の一戦では甲子園初アーチまで献上。大物ルーキーの規格外な打力をまざまざと見せつけられた。

対阪神でいえば来日1年目で適応に苦しんでいたジャスティン・ボーア内野手(32=現ジャイアンツ3A)に最初のカードで満塁アーチを献上するなど浮上のきっかけを与えた昨年の苦い経験がある。新戦力の攻略は最初が肝心とあって佐々岡真司監督(53)は「やっぱりいい打者だなと。開幕2カード目なので今から対処しないといけない」とシーズン本番に向けて“佐藤輝対策”を講じる構えをみせた。

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