【新日本】NJC優勝候補のジェイがヘナーレを一蹴 「ベルトを2つに戻して歴史を復元させる」

ジェイはベルト奪取後の青写真を語った

新日本プロレス10日京都大会の「NEW JAPAN CUP」1回戦で、ジェイ・ホワイト(28)がトーア・ヘナーレ(28)を下し、初優勝へ好スタートを切った。

ともにニュージーランド・オークランド出身で同い年のヘナーレと激突したジェイは、序盤から格の違いを見せつけるかのような猛攻で試合の主導権を握る。粘るヘナーレからスピアー、TOAボトム、ランペイジ(変型スパインバスター)の反撃を浴びるも、フィッシャーマンズ式デスバレーボムを切り返すとSSS(スリーパースープレックス)で逆転。再びSSSでマットに突き刺すと、最後はブレードランナーで貫録勝利を収めた。

IWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太(38)への挑戦権がかかるトーナメントを順当に勝ち上がったジェイは、2回戦(15日)でNEVER無差別級王者・棚橋弘至(44)と激突する。IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタルの王座統一とベルト新設に反対しており、試合後のリング上ではベルト奪取後の解体を改めて主張した。

「飯伏を倒し、2つのベルトに刻まれた俺の名前は一生消させない。棚橋、俺がやろうとしていることはお前のためでもあるんだ。俺が優勝した時にはもう一度ベルトを2つに戻し、お前の歴史も復元させてやる。潔く諦めて俺にフォールを取りに行かせろ。そして俺があの狂気(=飯伏)を片付けて、歴史を元に戻してやる」と、青写真を披露していた。

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