【横浜DeNA】牧が2戦連続マルチ、開幕スタメンたぐり寄せる活躍

【横浜DeNA-日ハム】7回横浜DeNA2死二、三塁。牧が右前適時打を放ち1点返す=横浜(花輪 久写す)

◆日本ハム8-3横浜DeNA

 牧のバットが止まらない。2戦続けて複数安打と適時打をマークし、開幕スタメンを手繰り寄せる活躍を見せている。

 五回に中前打。七回2死二、三塁からはしぶとく一、二塁間を破ってチーム初得点を呼び込んだ。

 ともに追い込まれてからの一打で、三浦監督は「コースに逆らわず打てる。ファウルの仕方も非常にいい」と絶賛。本人も「必死に食らいついて打ちにいっている。ようやく自分らしい打撃ができてきた」と一線級投手に結果を積み重ねている。

 内野の定位置を争う主力選手の状態も上向いてきた。倉本が2安打を放てば、オープン戦無安打だった柴田もマルチヒットをマーク。ベテラン大和も好調だ。

 指揮官は「調子のいい選手を使う。固定できれば理想だが、調子が落ちれば代える」。外野手も含めたサバイバルは一層熱を帯びてきた。

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