バルセロナがアグエロにオファー メッシ残留の切り札となるか

メッシとの親交が深いアグエロ(ロイター)

メッシ残留の布石か。スペイン1部バルセロナがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(32)に正式オファーを出したと、スペインメディアが報じた。

アグエロは今季負傷などもあり、マンチェスターCで出番に恵まれていないが、実力派のストライカー。クラブとは6月30日で契約が満了となるため、今夏には移籍金なしのフリーで他クラブに加入することができるとあって、その去就が注目されていた。

各メディアは、アルゼンチン「TyCスポーツ」の情報をもとにし、バルセロナのジョアン・ラポルタ新会長(58)が、今夏に契約満了により他クラブへの移籍がささやかれているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)をバルセロナに残留させるため、プライベートでも親交の深いアグエロの獲得に動いているという。

ラポルタ氏は新会長に当選した際、メッシの残留に全力を尽くすこと宣言しており、すでにメッシ側とコンタクトを取ったと伝えられている。さらにアグエロ獲りが実現すれば、エースがバルセロナに残留する確率も高まるはずだ。

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