3月後半にかけて東・西日本は特に気温高い予想 暖かい空気に覆われやすく 気象庁1か月予報

1か月予報(平均気温)

 気象庁は11日(木)、向こう1か月(3/13~4/12)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく全国的に気温が高いが、特に東・西日本は期間の前半、気温がかなり高くなる所が多い見込み。

週ごとの天候予報

1か月予報(降水量)

1週目(3/13~19)

 全国的に高温傾向で、東・西日本はかなりの高温が見込まれる。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込み。

2週目(3/20~26)

 北日本は低気圧や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくく、1週目と同様に平年に比べて曇りや雨の日が少ない見通し。気温は、北・東・西日本は高温傾向だが、沖縄・奄美は低温傾向が見込まれる。

1か月予報(日照時間)

3~4週目(3/27~4/9)

 気温は全国的に高温傾向。沖縄・奄美は引き続きフィリピン付近の気圧が低く、南からの湿った空気の影響を受けにくいため、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込み。

早期天候情報

高温に関する早期天候情報(出典:気象庁ホームページ)

 関東甲信、東海、四国、九州南部は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため気温の高い日が多い見込み。特に、17日(水)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や、積雪の多い所ではなだれに注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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