【日本女子プロゴルフ協会】6期目の小林浩美会長「ツアーの主催に舵を切ります」改革プラン披露

6期目が正式に決まった小林浩美会長(JLPGA提供)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、社員総会を開き、昨年の候補者選挙で選ばれた6人の理事を承認。続けて行われた理事会で6期目となる小林浩美会長(58)など、各理事の役職が決まった。副会長は寺沢範美(60)、松尾貴子(59)、松尾恵(62)が務める。

理事会後にリモートで会見を開いた小林会長は「ツアーの主催化に向けて舵を切っていきます。スポーツビジネスの確立を念頭に、さらなる発展のため、引き続き強固な基盤づくりを目標にしていきたいと思っています」と改革プランを披露した。

女子ツアーの多くのトーナメントはテレビ局やスポンサーが主催し、JLPGAがそれを公認。コロナ禍での大会延期や中止、観客の有無に代表されるように各大会では主催者の意向が強く反映される形となっている。

そんななか、8月の新規大会「楽天スーパーレディース(仮称)」は国内メジャー以外では初となるJLPGAの主催で行われる。

「今までとどう違うか、見える部分と中で変わる部分があると思うんですけど、一つひとつ積み重ねてしっかりしたものを見せていきたいと思っています」。

協会主催となることで、ツアーがどのように変わるのか、既存の主催者の理解を得るためにも、同大会がひとつの試金石となる。

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