MF原口元気が今夏ハノーバー退団へ 独1部ケルン、シャルケが関心

MF原口元気

ドイツ2部ハノーバーの日本代表MF原口元気(29)が今夏で移籍することになると同国誌「キッカー」が報じた。今季限りで契約満了となるが、ハノーバー側が原口の年俸100万ユーロ(約1億3000万円)を維持できないため、契約延長を断念するという。

そんな中で、同誌はハノーバーのケナン・コジャック監督が「マネージャーのツーバー氏が、元気とのマネジメントとの交渉に当たっている」とコメントしたと報道。同監督は残留を希望しているものの「ただ選手側にも選手側の事情というものもある。成り行きを見守るほかない」とも話しており、すでに諦めムードと伝えている。

原口は2018年にハノーバー入りし、背番号10を付けてチームをけん引してきた。すでにドイツ1部ケルンからの関心が報じられているがドイツ紙「ビルト」によると、降格が確実視される同1部シャルケも獲得への興味を示しているという。原口もドイツ1部クラブ入りを希望しているとされる。

原口は13日に新型コロナウイルスに感染したと報じられており、チームメートのDF室屋成(26)とともに日本代表への招集が見送られることになったが、今夏の移籍は間違いないようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社