【競泳】女子のエース・大橋悠依 400個人メドレーに手応え「自己ベストを狙える」

大橋悠依

2019年世界選手権女子400メートル個人メドレー銅メダルの大橋悠依(25=イトマン東進)が16日、準高地合宿を行う長野・東御市からオンライン取材に応じ「花粉症にちょっと悩まされているが、練習はすごく順調にできている」と笑みを浮かべた。

東京五輪の代表選考を兼ねた日本選手権(4月3~10日、東京アクアティクスセンター)には、個人メドレー2種目にエントリー。「集中した方がいいかなと。あとは2バタ(200メートルバタフライ)とかにエントリーする選択肢もあったが、仮に代表に決まったとしても本番で出ることはないので、本番に出ていく種目を選んだ方がいいと思った」と意図を明かした。

その上で、東京五輪では「初日400から始まる。200はすごく混戦でタッチ差でメダルを逃すこともありえる。自分としても金メダルに近いのは400なのかなと思っているので、フォーカスするのは400になると思う」。以前は不安視していた体力面についても「結構戻ってきた手応えはある。実際に4個メ(400個人メドレー)を泳いでみないと分からない部分はあるが、上手くいけば自己ベストを狙えるところまできている」と自信をのぞかせた。

初の五輪で表彰台へ。まずは日本選手権で弾みをつける。

© 株式会社東京スポーツ新聞社