阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(22=近大)が17日の西武戦(メットライフドーム)に「6番・右翼」として先発出場。2回の第1打席に推定135メートルの特大6号ソロを放った。
相手投手は、同級生右腕・今井。カウント1―1から投じられたやや外角よりのストレートを無理やり右方向へ引っ張る形で強振する。インパクトの瞬間、球場内に響いたのは破裂音のような〝怪音〟。打球はたちまち弾丸のような速度で右翼席上段へ着弾した。
新人選手のオープン戦6号はNPB新記録。こともなげにダイヤモンドを一周した背番号8は、「浮いてきたボールをしっかりと捉えることができました。自分らしい良いスイングができたと思います」と球団を通じコメントした。