出水麻衣アナ、TBS映画祭で「生きろというメッセージを胸に強く持ちながら過ごした日々だった」

出水麻衣アナ

TBSアナウンサーの出水麻衣(37)が18日、都内で開催中のTBSドキュメンタリー映画祭(渋谷ユーロライブで21日まで)での上映作「生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事」の舞台あいさつで、司会を務めた。

同映画祭では、テレビでは放送されなかった取材映像などを、迫真のドキュメンタリー映画として劇場で上映。

同作は佐古忠彦監督の最新作で、太平洋戦争末期に沖縄県知事となった島田叡氏の生涯、沖縄戦について迫った長編ドキュメンタリー。出水アナは「新型コロナウイルスの影響で、生きろというメッセージを胸に強く持ちながら過ごした日々だった。いろんな意味で、この映画が胸に響く人は多い」と話した。

佐古監督が「時代を越えて今に投げかけてくるメッセージがあると思う。島田さんの写真は2、3枚しかない。どう表現したらいいだろうかと考えていた。どう見せるかにおいて、挑みの作品になった」と明かすと、出水アナは「写真が2、3枚しかない人なのに、見終わった後、人物像が私たちに浮かび上がって伝わってきた」と同作の感想を語った。

同作は20日から公開される。

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