今季の盗塁王予想 球界を代表するスピードスターがズラリ

メジャーリーグ公式サイトではサラ・ラングス、デービッド・アドラー、ジェイソン・カターニア、マット・ケリー、トーマス・ハリガンの5人が今季の両リーグの盗塁王を予想している。昨季はアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)が24盗塁でア・リーグ1位、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)が15盗塁でナ・リーグ1位となり、それぞれ自身初のタイトルを獲得。同サイトのライター5人の予想には、球界を代表するスピードスターがズラリを名を連ねている。

ア・リーグはラングスがモンデシーの連覇を予想。昨季は両リーグ最多の24盗塁を記録し、過去3年間の99盗塁もメジャートップ。2年連続盗塁王となれば、同僚のウィット・メリフィールド(2017~18年)以来、2年連続両リーグ最多盗塁となれば、現レッズのディー・ストレンジ・ゴードン(2014~15年)以来ということになる。

ラングス以外の4人は、アドラーがルイス・ロバート(ホワイトソックス:昨季9盗塁)、カターニアがメリフィールド(昨季12盗塁)、ケリーがマイルズ・ストロー(アストロズ:昨季6盗塁)、ハリガンがディラン・ムーア(マリナーズ:昨季12盗塁)の名前を挙げた。

一方のナ・リーグは、ストーリーの連覇を予想した者はいなかった。ケリーはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の2年ぶりのタイトル獲得を予想。昨季は8盗塁にとどまったが、2019年は37盗塁を記録し、史上5人目となる「40-40」の達成まであと一歩に迫った。昨季は四球が増えて自己ベストの出塁率.406をマークしており、今季は盗塁を試みるチャンスが大幅に増える可能性もある。

アクーニャJr.以外には、ハリガンがトレイ・ターナー(ナショナルズ:昨季12盗塁)、カターニアがフェルナンド・タティスJr.(パドレス:昨季11盗塁)、アドラーがクリスチャン・パチェ(ブレーブス:昨季0盗塁)、ラングスがムーキー・ベッツ(ドジャース:昨季10盗塁)のタイトル獲得を予想している。

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