18年ぶり新人守護神だ! 広島ドラ1・栗林に佐々岡監督「責任を取るのは僕」

守護神抜てきが決まった栗林

広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)の抑え就任が19日、決定した。ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)の試合後、佐々岡真司監督(53)は「(試合中)栗林を用意させていた。今日練習前に本人にも伝えている」と明かした。

期待のルーキー右腕はキャンプの実戦から安定感を発揮。対外試合では6戦連続で無失点を続け猛アピールしていた。この日も9回のマウンドに向けて準備していたが、7回にチームが逆転されたため出番はなかった。

指揮官は「強い球、空振りを取れる変化球を見て相応しいかなと。僕が決めたことなので思い切ってやりなさいと伝えた。責任を取るのは僕なんだから、後は託すだけ」と大抜擢の理由を説明。チームとしては永川勝浩(現一軍投手コーチ)以来、18年ぶり新人守護神の誕生となった。

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