920本限定! 棚田米の日本酒「虚空蔵の恵み」発売 川棚町ふるさと納税返礼品に

棚田米から作った日本酒「虚空蔵の恵み」=川棚町

 日本の棚田百選の一つ、長崎県東彼川棚町木場郷の「日向(ひなた)の棚田」で取れた米から作った日本酒「虚空蔵の恵み」の販売が20日から、同町小串郷のくじゃく荘で始まる。920本限定。
 同町観光協会が町の新名物にしようと2年前から販売。佐世保市城間町の梅ケ枝酒造に製造を依頼している。今年も木場郷の農家が育てた米を持ち込み、1月から仕込みを始めた。
 2年連続で完売し、協会によると今年分も既に予約の問い合わせがある。同町のふるさと納税返礼品としても出品している。
 米の品種は昨年まで「ヒノヒカリ」だったが今年は初めて「なつほのか」を使用した。同協会は「丹精を込めて育てお米から今年もおいしいお酒ができた。楽しんでほしい」としている。720ミリリットルで1300円(税込み)。問い合わせは同協会(電0956.83.3210)。

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