【新日本】NJC覇者のオスプレイがIWGP世界ヘビー級王座奪取宣言 飯伏との頂上決戦は「運命づけられたもの」

一夜明け会見で誓いを立てたオスプレイ

新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」覇者のウィル・オスプレイ(27)がIWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太(38)に宣戦布告した。

オスプレイは21日の仙台大会で鷹木信悟(38)との決勝戦を制しNJC初優勝。4月4日両国大会で飯伏への挑戦が決定した。22日の一夜明け会見では「たくさんの質問があるとは思うが、答えるつもりはない。俺はNJCを優勝するところまで到達したが、残念ながらまだ世界一、ベストではないと認めなければならない。なぜなら世界のトップはIWGP世界ヘビー級王者だからだ。飯伏が世界の頂点であるなら、彼に勝ってベルトを獲得しなければならない」と心情を明かした。

他団体でデビューし、ジュニアヘビー級からヘビー級の頂点に上り詰めた飯伏には共通点を見い出している。「俺たちはもしかしたらこの会社を背負う運命を持っていないかもしれない。そのなかでも運命に抗い、長い年月戦い続け、頂点を極めたというところで、同じような運命を持っているのではないか。ここで戦うのも運命づけられたものだと思っている」と闘志を燃やす。

団体最高峰王座初挑戦は、レスラー人生最大級のチャンス。ユナイテッドエンパイアを率いるリーダーは「どんなことをしてでもベルトを手に入れ、IWGP世界ヘビー級王者になってみせる。なぜなら俺はウィル・オスプレイであり、違うレベルに存在する男だからだ」と改めて誓った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社