【レスリング】五輪切符目指す〝うなぎレスラー〟角雅人「ニョロニョロに癒やされます」

飼育するニャッキとニョッキの写真を見せてくれた角雅人

うなぎに癒やされ、五輪切符を獲得する。レスリングの東京五輪アジア予選が4月9~11日、カザフスタンで行われる。男子グレコローマン87キロ級に出場する角雅人(27=自衛隊)は「みんな必死に五輪を目指してくる。簡単なレベルの戦いではないが、いい時の自分なら可能性はあると思う。しっかり枠を取って、東京五輪に向けスタートを切りたい」と、2位以内で代表に決定する一大決戦へ意気込んだ。

厳しい練習で日々自分を追い込むなか、最近心を癒やすパートナーたちを見つけた。好影響を与える存在として角が挙げたのは「うなぎです」。1か月前から、友人が沼で釣ってきたうなぎ2匹を譲り受け、水槽で飼育している。「名前はニャッキとニョッキです。最近はエサも食べててかわいい。うなぎは薄暗くて静かなところが好きなんですが、自分も静かなところが好きなので似ている。動きは僕はゴリゴリなタイプでニョロニョロとは違うのですが、見ていると癒やされ、オンとオフを切り替えられます」。

グレコでは五輪代表に決まっている60キロ級の世界王者・文田健一郎(25=ミキハウス)が猫好きの〝にゃんこレスラー〟として知られている。重量級の〝うなぎレスラー〟も、ニャッキとニョッキに癒やされ、東京への切符をつかむ。

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