大村フラワー大使決定 中村さん、浅岡さんが就任 4月4日の大村公園「桜まつり」で選彰式

4月から大村フラワー大使に就任する中村さん(左)と浅岡さん=大村市役所

 長崎県の大村市観光コンベンション協会(酒井辰郎会長)は、同市の魅力をPRする2021年度の「大村フラワー大使」として、「おおむら桜」に同市東本町の会社員、浅岡真千子さん(25)、「花菖蒲(はなしょうぶ)」に同市杭出津3丁目の家事手伝い、中村裕理乃さん(21)が就任すると発表した。
 2人は市役所で会見。浅岡さんは愛知県出身。出版コンサルティングを手掛ける会社に勤務しており、昨年3月に大村に移住。小説家を志望しており、「いつか大村を舞台にした物語を書きたい。温かく迎えてくれた大村に恩返しできるよう、笑顔で精いっぱい魅力をPRする」と述べた。
 中村さんは大村育ち。市内で地産地消を目的としたカフェを開くことが夢という。「コロナ禍の中、人と会って話したりするのは難しいかもしれないが、SNSを活用するなど一生懸命頑張りたい」と意気込みを語った。
 フラワー大使は市内在住か勤務の男女を対象に募集。17代目となる今回は10人の応募があり、2月の選考会で決定した。任期は4月1日から1年間。2人は同4日に大村公園で開催予定の「桜まつり」で選彰式に臨む。


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