巨人・原監督が古賀さんの死を悼む「我々世代のヒーロー。ちょっと早すぎるよ」

巨人・原監督

巨人の原辰徳監督(62)が24日、53歳で急逝した柔道五輪金メダリスト・古賀稔彦氏を悼んだ。

開幕DeNA戦(26日、東京ドーム)に向け、巨人は全体練習を行った。練習を見守った指揮官は「会ってお話ししたこともあるし、非常に、何というか、柔道家らしく明るくね、朗らかな、すごく、すごく好青年だったイメージがあるね。三四郎だからね。平成の三四郎だから」と振り返った。

格闘技通で知られる指揮官にとって特に印象に残っているのが、1990年の全日本選手権での古賀氏の姿だという。「(体重無差別の)全日本にあの体(当時75キロ)で出た人だからね。(決勝で)小川(直也)君なんかと試合したんだからね。大したもんですよ」と往年の姿に思いを馳せた。

「このところあまり(メディアに)出てこられないなというのはあったんだけどね…。やっぱり、我々世代のヒーローだね。ちょっと早すぎるよね。残念ですね」と、原監督は古賀氏の早すぎる死を悼んだ。

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