【サイバーファイトフェスティバル】対抗戦で激突のノア清宮とDDT竹下 大会の主役取りを宣言

(左から)上野、竹下、清宮、稲村

ノア、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カードが24日に発表され、清宮海斗(24)と稲村愛輝(28)のノアコンビ対竹下幸之介(25)、上野勇希(25)のDDTコンビによる団体対抗戦が決まった。

都内で行われた会見で清宮は「今回の対決は通過点。僕たちの世代の新しい景色をこの試合でぶつけて、その後に自分たちの会社でお互いの居場所を完成させた時に線につなげたい。勝負にこだわってノアファンのためにも勝ちます」と戦線布告した。

すると竹下は「強さの部分というところでは『DDTよりもノアの方が上』、そんなふうに思われがちなんじゃないですかね。でもなめんなよって。当日、この試合を見てもらった人がはっきり分かるような試合を見せたいと思いますので」と対抗心を燃やした。

2人は2019年8月26日の「TAKAYAMANIA」(後楽園)の6人タッグ戦で唯一対戦経験がある。当時は清宮がGHCヘビー級王座、竹下がKO―D無差別級王座を保持し、王者対決として注目を集めた。

約1年9か月ぶりに実現するライバル対決に向けて竹下は「清宮選手はいつも僕と比べられて面倒くさいと思うので、この試合ではっきりさせましょう」と呼び掛けた上で「このタッグマッチがメインにくればいいんじゃないかと思ってます」と語った。

清宮も「このカードが主役になる。それができれば意味があるんじゃないかと思う」と表情を引き締めた。

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