長崎県内各地で桜が見ごろを迎えている。新型コロナウイルス感染症の影響で各名所とも例年ほどのにぎわいはないが、家族連れらがマスク姿で春らんまんの風景を楽しんでいる。
西海市西彼町の四本堂公園で、小型無人機ドローンを使って上空から撮影すると、大村湾の青と山々の緑、桜の花のコントラストが鮮やかに浮かび上がった。
長崎市新戸町3丁目の鹿尾川公園も、地元住民ら自慢のスポット。夜には、ちょうちんに照らされたピンクの花々が幻想的な雰囲気を醸し出している。
雲仙市千々石町の橘神社。入り口となる大鳥居から軍神橋、拝殿へと続く参道には花びらが舞い、橋の下の川の景色も趣深い。東彼波佐見町の川棚川も並木桜が満開となり、住民らが遊歩道をのんびりと散策している。