「チャンスをもらえる気配はない」南野がリバプールへ復帰する条件は…

南野はどうなるのか

サッカー日本代表MF南野拓実(26=サウサンプトン)が保有元のリバプールに復帰するために条件とは――。

リバプールで思うような出場機会に恵まなかった南野は、2月にサウサンプトンへ期限付き移籍。加入後は、チェルシー戦でゴールを決めるなど、存在感を示している。

しかし、英紙「リバプール・エコー」は「リバプールには、セネガル代表FWサディオ・マネ(28)とポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ(24)がいるので、チャンスをもらえる気配はありません」と指摘。

さらに、リバプールのユルゲン・クロップ監督(53)は、かねて南野を夏に復帰させるとの考えを示しているが、同様の方針を口にしていたFWリアン・ブリュースター(20=シェフィールド)が完全移籍で放出された前例を挙げ、厳しい現状を伝えている。

とはいえ、可能性はゼロではないといい「リバプールの考えを変えるには、サウサンプトンでの最初の数試合で示した形を維持する必要がある。ゴールやアシストの面で大きく貢献して、信じられないほどのパフォーマンスを見せないといけない」と報じた。

果たして南野が再びリバプールのユニホームに袖を通す日は来るのだろうか…。

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