マンU史上最高の監督ファーガソン、27年間で最大の後悔を語る「1994年に…」

 サー・アレックス・ファーガソンは、27年間監督を務めたマンチェスター・ユナイテッド時代最大の後悔を回顧した。

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 1986年から2013年までマンUの指揮を執った79歳ファーガソンは、13回のプレミアリーグ、5回のFAカップ、2回のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を達成。クラブ史上最高の指揮官と称されるファーガソンだが、マンUのオフィシャルサイトで選手を手放す瞬間はいつでも困難だったと明かした。

「後悔はいつでもあるが、常に前を向くことだ。明日はまた別の日だからね。試合に負けた時はいつもそうしていた。そして次の日は間違いなく良くなっていたよ。だが最も後悔していることと言えば、1994年のチームはバック4人が共に年を取ったように見えた事だね。ポール・パーカー、スティーブ・ブルース、ガリー・パリスター、デニス・アーウィン。彼らは9年も10年も私に成功を与えてくれたけど、その証拠は常にフィールドにある。彼らには見えてなくても、私には見えている」。

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「私にとっての問題は、“どうすればいいか”ということだ。彼らは移籍していきそれぞれ成功していったが、彼らにそれを伝えるのはいつだってとてもとても難しい。若い選手を手放さなければならない時もそうだ。17歳か18歳の選手を放出するのは残念なことで、最悪の事態だ。若い選手たちは皆、7万5千人の前でプレーし、ウェンブリーで決勝戦に出る野望を抱いている。だから彼らからそれを奪うのは本当につらかった。大嫌いだったよ」。

ファーガソンがマンU時代最大の後悔を語る Photo Alex Livesey

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