【U―24】「アルゼンチンは本大会だと違うチーム」横内監督 3―0快勝喜ぶも慢心なし

交代したFW林大地(手前)を労う横内監督(代表撮影)

U―24日本代表の横内昭展監督(53)が、U―24アルゼンチン戦を撃破したMF久保建英(19=ヘタフェ)とDF板倉滉(24=フローニンゲン)によるセットプレーを絶賛した。

1―0で迎えた後半にCKのキッカーを務めた久保とヘッドで決めた板倉のホットラインで2ゴールをマーク。「良い入りをしても良いボールが来ないと得点は生まれないし、良いボールを蹴ってもタイミングよく入っていかないと得点は生まれない。今日は2つが合致して点を取れたのは、このチームにとって大きい」と指揮官は高く評価。「我々スタッフで準備した通りかなと思っている」とアルゼンチン対策として狙い通りのセットプレーによる得点だった。

南米王者を圧倒したことで、目標とする金メダル獲得へ向けて視界は良好。「1戦目は敗戦しているし、今回勝てたが、アルゼンチンが優勝候補で変わりないし、本大会になると違うチームになる。選手も自信になったがそれが過信にならないように」と勝って兜の緒を締めたが、十分に手応えも感じ取っているようだ。

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