【WWE】グラミー賞ラッパーのバッド・バニーがプロレスデビュー戦の相手ミズをパンチでKO

ザ・ミズと対戦するバッド・バニーは相手を挑発後、右ストレートした。左はダミアン・プリース(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州セントピーターズバーグ29日(日本時間30日)発】WWEのロウ大会が配信され、祭典「レッスルマニア37」(4月10、11日、フロリダ州タンパ)でザ・ミズ(40)を相手にプロレスデビューを果たす世界的人気ラッパー、バッド・バニー(26)が、強烈な先制打を放って初陣勝利を宣言した。

ミズはこの日、自分のコーナーで相棒のジョン・モリソン(41)とリングに登場。今年のグラミー賞最優秀ラテンポップアルバム賞を獲得したバニーを徹底的に罵倒した上で、自分たちのテーマ曲のラップソングVTRを延々5分以上もフルバージョンで披露する暴挙に出た。さすがに場内はウンザリして大ブーイングが上がった。

ここでバニーは相棒の元NXT北米王者ダミアン・プリースト(38)と登場。スペイン語で先週同様に「このビッ〇野郎」と吐き捨てた。怒ったミズが猛ダッシュで襲いかかると、バニーは花道で強烈な右ストレートでダウンさせた。

バニーはリングに上がるとミズたちが座っていたセットを破壊。祭典のロゴを指さして「ラップもプロレスも俺が上さ!」と堂々勝利を宣言した。

「レッスルマニア37」は日本時間4月11、12日にWWEネットワークで配信される。

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