佐世保実業高生 モザイクアートで医療従事者への感謝表現

モザイクアートを完成させた生徒たち=佐世保実業高

 新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者らに感謝を伝えようと、長崎県佐世保市母ケ浦町の佐世保実業高(橋本隆保校長)は、「感謝」などの花言葉がある4種類の花のモザイクアートを制作した。4月に作品を撮影した写真を市内の医療機関に届ける予定。
 医療従事者に感謝の思いを届ける市民有志活動「おあいこプロジェクト」の一環として、在校生が制作に挑戦。柄はカスミソウ、ノコギリソウ、ガーベラ、フクジュソウの四季の花を選んだ。1、2年生計243人が15、16日の2日間で、2センチ四方の画用紙を1人約150枚ずつ指定の紙に貼り、縦4メートル、横3メートルのモザイクアートを完成させた。
 24日の終業式で完成品がお披露目された。生徒会長で2年の清浦慎一さん(17)は「全校生徒で医療従事者の方に感謝の気持ちを込めた。思いを届けられたら」と話した。

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