【柔道】丸山城志郎が故障で全日本選抜体重別を欠場 阿部一二三との激闘からの復帰はお預け

丸山城志郎

全日本柔道連盟(全柔連)は31日、全日本選抜柔道体重別選手権大会(4月3、4日、福岡国際センター)に出場を予定していた、男子66キロ級の世界王者・丸山城志郎(27=ミキハウス)の欠場を発表した。

3月25日に右足関節を捻挫し、4週間の加療および安静を要する見込みだという。欠場選手の補充を行う期限以降の届け出のため、繰り上がり選手はない。

丸山は昨年12月13日に〝令和の巌流島決戦〟と言われた、阿部一二三(23=パーク24)との日本柔道史上初のワンマッチによる東京五輪代表決定戦で24分間に及ぶ死闘を演じた。

惜しくも敗れたが「先の目標としては(2024年)パリ五輪がある」と年明けから練習を再開。6月の世界選手権(ブダペスト)代表選考を兼ねた、今大会からのリスタートを目指していただけに、今後の動向が注目される。

また丸山と同じく五輪補欠選手で、同日に欠場が発表された選手は以下の通り。

▽男子60キロ級・永山竜樹(24=了徳寺大職)「急性腰痛症、隅角分離症」

▽男子90キロ級・長澤憲大(27=パーク24)「右膝内側側副じん帯損傷」

▽男子100キロ超級・影浦心(25=日本中央競馬会)「腰椎捻挫」

▽女子52キロ級・志々目愛(27=了徳寺大職)「左肩関節亜脱臼」

▽女子78キロ超級・朝比奈沙羅(24=ビッグツリー)「右肋骨骨折」

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