【大日本】ビオレント・ジャックが「一騎当千」3連勝で決勝T進出

3月31日の大日本プロレス・後楽園ホール大会で、デスマッチ最強を決めるリーグ戦「一騎当千~DeathMatch Survivor」のAブロック公式戦が行われ、ビオレント・ジャック(31)が高橋匡哉(34)に勝利。3連勝でAブロック1位通過を決め、5月16日の東京・後楽園ホール大会で行われる決勝トーナメント進出を決めた。

試合はまさに死闘となった。輪切りにした大量の空き缶を張り付けたボードや有刺鉄線ボード付きラダーなど、見ているだけでも痛くなってくるアイテムが交錯。終盤にはジャックが輪切りの空き缶を追加でマットにまき散らしてから高橋を雪崩式ブレーンバスターで叩きつけるなど常軌を逸した。

文字通り血で血を洗う戦いは、最後に肩車した高橋を強烈にマットに叩きつけるアマトゥランで3カウント。決勝トーナメント進出1号となったジャックは「マサヤ、やっぱりオマエ面白いヒトだな。オマエがリスペクトしてマス。おい、マサヤ、ビール飲む?」と健闘を称えつつビールで乾杯しようとする。しかし高橋から「俺は帰り、車なんだ!」と断られると1人で2本を一気にあおった。一体、何が何なのか…。

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