主将代行の東海大相模・門馬、大当たり3安打 「一戦必勝」で歯車回す

【福岡大大濠―東海大相模】2回表東海大相模無死二塁。左越えに2点本塁打を放ち、雄たけびを上げる門馬=29日、甲子園

 東海大相模の1番打者・門馬が元気だ。甲子園初アーチをたたき込んだ準々決勝に続き、この日も二塁打1本を含む3安打の大当たり。「後ろにいい打者がいるのでつなぐ思い。塁に出ることだけを考えて、甘い球を振れている」と充実の表情だ。

 1、2回戦は計2安打とやや苦しんだが、これで打率は4割4分4厘。好調な右打者がチームの歯車を勢いよく回している。

 大塚の不在で主将代行の重責も担うチームリーダーは「最後まで全員で粘って勝てた。目の前の相手を倒すだけ。一戦必勝で明日も絶対に勝ちたい」。決勝も先頭に立って栄冠をつかみ取る。

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