FC東京・小川諒也 初代表招集の収穫と課題を語る「海外組とはスピード、強度で差はある」

日本代表定着を狙う小川諒也-(FC東京提供)

J1FC東京の日本代表DF小川諒也(24)が初招集だったA代表活動での収穫と課題を挙げた。

3月30日のカタールW杯2次予選モンゴル戦(フクアリ)では左サイドバックでA代表初先発。得点やアシストはなかったものの、連係面もスムーズで空中戦の強さも見せて、14―0の大勝に貢献した。1日のオンライン会見では「周囲の選手とうまくコミュニケーションを取っていろんなところをすり合わせられた。高いレベルでできていることは楽しかった。激しくいい練習もできて成長を感じる期間となった」と手応えつかんだ様子だった。

一方で海外組と活動する中で課題も見つかり「海外組とはスピード、強度は差はあるなと感じた。自分たちもこれから(Jリーグの)公式戦があるので高い意識、強度を保ちながらでないと海外の選手との差が開く。プレースピード、判断のスピードなども意識的にやっていきたい」と気を引き締めた。

再開するリーグ戦では3日に6戦全勝の強敵・名古屋と対戦。代表での成長を証明するためにも必勝を期す。

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